ご報告:7月3日茂木弘道 定期講演会
七月三日定期講演会報告
講師・「史実を世界に発信する会」会長代行 茂木 弘道先生
「歴史戦に勝つ!」
「日本は侵略戦争という戦争犯罪を起こしたという連合国戦勝史観に基づいた歴史観に対して、史実を訴える戦いを続けてきた。その言葉はヘンリー・ストークス氏の書籍で使われて、広まってきた。
国際社会では、史実ではなく、虚偽である捏造史観をもって攻撃され続けているというのが実態である。それは異常ではあるけれど
戦った当の国が正義の戦争という大義を守りたいというのはわかる。
ところが外国はともかく、日本国内に反日日本人がたくさんいる。
日本攻撃をする主力は日本人であるということを知って欲しい。
日本は戦時国際法違反をほとんど起こしていないので、でっち上げなければならないのである。
実際に戦時国際法違反はアメリカがほとんどだ。非武装の一般人を標的にした攻撃は国際法で禁止の基本である。
南京大虐殺ー本多勝一
慰安婦問題ー吉田清治(慰安婦狩りという話をでっち上げた)
沖縄先住民問題ー武者小路公秀(沖縄の人が先住民であると)
国連の場所へ行ってその話を持ち込むのはなぜか日本人である。人権団体が「沖縄の人は先住民で迫害を受けている」と国連で訴えた。豊見城市議会ではこれを撤回する議決が出されている。
どうも日本の知識人が反日思想に毒されている。日本は悪いことをしていると糾弾することが正義になった。
問題はどうも日本にある。とにかく「日本は戦争犯罪を犯した」という信念と、贖罪意識を感じていて、心から反省して善人になることが日本を良くするためであるという錯乱が起こっている。
そのような人々が反日外国人を増長し、日本人をおとしめている。彼らは自覚なく自分は高級な日本人であると思いこんでいる。
WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)
これが反日日本人の生みの親である。徹底的な情報統制と検閲によって、
日本人は罪を犯したという思い込み、戦争に対する罪悪感を植え付けた。
その日本人、日本の知識人の思想の脆弱性が浮き彫りになっている資料がある。高村光太郎の詩が、戦中と戦後でガラリと変わっている。
思想統制で有利な情報を流し、情報遮断と宣伝を企てた。これは立派な洗脳工作と言える。
ポツダム宣言が「無条件降伏」というのはペテンである。ポツダム宣言の13~7項目に渡り条件を述べられている。それは条件降伏である証拠であるが、いまだに学会、知識人世界、政府見解も「無条件降伏」が主流となっている。
マッカーサーもそう認識していて、指令の内容について本国にそれを打診しているが、それに対して米国大統領からは契約的基礎の上ではなく無条件降伏を基礎とする、という返事があった。トルーマンもGHQは勝者であるから何でもできる、と発言している。
どのように検閲が行われたのか。朝日新聞社が「原爆が国際法違反」と書いた文章を掲載したことが検閲に触れて発行停止となった。そこで朝日は方針を大転換!完全に占領軍の思想を後押しする現在の立場になったのである。
「戦前の日本は言論統制をしていた、我々は日本を正常にした、言論を自由にして民主的にした」と宣伝しながら、共産圏でもこれほどの徹底的なものはないほどの検閲をした。検閲指針は全部極秘であった。7年間やっているうちにメディアは自主検閲するようになった。憲法をGHQが起草したことも当時検閲で秘密である。
遅れた悪の軍国意識を正義の連合国が正しい道に戻した、というシナリオが展開される。主権はGHQにあったにもかかわらず、国民は憲法にある「主権在民」の詐欺に引っかかった。
ヘンリー・ストークス氏が言ってくれたことで、他の外国人も声をあげ始めた。今こそしっかり目を開いて、史実を知り、国際社会に訴える。(文責:編集部)